フリーランスエンジニアとの結婚

IT業界におけるフリーランスとは、会社勤めとは違って自分で会社を立ち上げ、営業や事務処理までもこなすエンジニアを指します。
全てのことを一人で請け負うため、恋人がフリーランスのエンジニアだと、結婚しても将来は大丈夫なのかと不安になる人も多いかと思います。

しかし、そもそもIT業界には、俗にいうブラック企業が少なくありません。
開発や保守業務を請け負うという形態であるがゆえに、二次受けや三次受けは当たり前、四次や五次におよぶ業務委託が発生することもあります。
必要な人材を一定期間だけ補充することも多く、一時的に小さい企業やフリーランスから人材を得ることになるので、そういった状況になりやすいのです。

こうなると、顧客側から支払われた金額は、中間マージン料等が発生するため、どんどん目減りしていきます。その上、極端な場合、顧客から見れば一次受けも四次受けの判別はつかないので、全員に均等に仕事をする必要があります。
つまり、報酬に見合わない量の仕事をさせられることになりかねないのです。

では、一次受けであればお給料が貰えてよいかと言えば、確かに先の例ではそういうことになりますが、多くの場合、プロジェクトリーダーや責任者としての立場になるので、心身ともに非常に過酷な状況に陥ることがしばしばあります。

一方、フリーランスの場合、もちろん対価に見合うだけの成果を上げる必要はありますが、次の仕事を請け負うかどうかや、どのような業務内容の仕事を請け負うか、といった判断は全て個人の裁量となります。
その分、負うべき責任やデメリットもありますが、きちんと物事を考え、自立している人であれば、むしろ企業に勤めている人よりも、結婚相手としては適任かもしれません。
企業勤めよりも高収入であったり、自由が利きやすかったりといったメリットもあります。
フリーランスについて詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてみるといいでしょう。

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